タクシー会社で売られている〝まさかの商品〟に2.1万人驚がく 駐車場で栽培はじめ...「そんなに儲かるのか」
会社をたたむ事も考えたが...
日栄交通常務取締役の清水雄一郎さんによると、同社では本当に、きくらげを栽培し、販売している。
そのきっかけとなったのは、コロナ禍の影響でタクシー会社の売り上げが一気に下がったことだった。
「駐車場の空きスペースで新しく事業ができないか探していたところ、従業員からきくらげ栽培を提案されました。調べたところ、国産が希少であることや栄養素が豊富なことからすぐにシャワー室で試験的に栽培してみたところから始まりました」(清水さん)
そうして始まったのが、国産の生きくらげの生産・販売ブランド「あの日のはごたえ」。
日栄交通公式サイトによると、菌床から国産のものを使用しているこだわりのきくらげだ。
「会社の駐車場にプレハブを建てて栽培しています。このほか、桶川市の空き家を改装して栽培していましたが、昨年火災により封鎖。現在は桶川市に借りたビニールハウスで栽培しつつ、新たに加須市に借りた空き家を改装中です」(清水さん)
会社敷地内に留まらず、空き家やビニールハウスでも栽培するなど、順調に軌道に乗っているらしいきくらげ事業。
今のところ、タクシー事業とどちらの方が利益が出ているのだろうか。記者の質問に、清水さんはこう答えた。
「まだタクシーの方が出ていますが、利益率がかなり違うため、このまま拡大していくとタクシーを超えそうです」
「タクシー×きくらげ」という異色の組み合わせに、X上では2万1000件以上のいいね(6日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「タクシー会社が広告してるだけと思ってたんだけど違ったんだ!」
「コロナ禍ではタクシー業界も大変でしたよね。ビジネス転機でいいものをチョイスできたようでなにより」
「事業多角化による経営危機打開の成功例。キクラゲってそんなに儲かるのか...」
「もうきくらげ屋さんがタクシーもやってるレベル」
こうした反響について、清水さんは
「元々コロナでタクシー会社をたたむ事も考えていた時期もありました。諦めずに考え続けた結果今があるので、そういったことが誰かの勇気になるのであれば幸いです」
とコメントしている。
さいたま市のタクシー会社『日栄交通』は、自社敷地内や空き家できくらげを栽培している。
— まつじ (@matsujun5213) March 2, 2026
本社事務所で「きくらげ買いたいんですけど?」とお願いした。
コロナ禍での経営危機を乗り切るために始めたそう。
肉厚プリプリ食感の国産生キクラゲは地元の方たちに人気で今では本業を上回る利益。すごいね pic.twitter.com/OPRiogn6fw