運転操作を誤って、車が動かなくなってしまった。自分の力ではびくともしない。 静岡県在住の40代女性・こころさんはその日、困り果てていた。 助けを予防にも、周囲には人が少ない。困り果てたとき、こちらにやってきた男性は......。 駐車場での出来事(画像はphotoAC) <こころさんからのおたより> 数年前のお正月、私達家族は夫の実家がある横浜へ帰省していました。 年末からたくさん食べて飲み、買い物へも連れて行ってもらい、帰りの車内は持たせていただいたお土産や買った物でパンパンでした。 側溝のパネルを外して... 義父に御礼を言って別れた帰り道。 高速に乗る前にコーヒーでも、なんて有名コーヒーチェーンの駐車場に駐車しようと、バックで入れた所、アクセルを踏みすぎて後部座席のタイヤが車止めに乗り上げてしまいました。 駐車場が坂道になっていたのと、多くの荷物でかなり車体が重く低くなっていたかと思います。 タイヤが乗り上げて(画像はphotoAC) 見事なまでにタイヤがハマってしまい、自力では全く動かない。 途方にくれていたところ、たまたま同じお店に立ち寄った30代ぐらいの男性が助けてくれました。 側溝にはめてあった金属のパネルを外して、タイヤ止めにハメ込み、車が前に出せるように動かしてくれたのです。 「たいしたこと、してないので」 お正月で人通りも少なく、誰に声かけて良いか軽くパニックになっていた私達。 その男性はたまたま奥様の買い物の間の待ち時間に、時間潰しに来られたとのこと。 「御礼を...」と少額ながらもお金を渡そうとしましたが、 「たいしたこと、してないので」 と。「では、せめてお店でお飲み物だけでも買わせてください」と何度もお願いしたのですが、それも断られてしまいました。 「じゃあ自販機でジュースだけ...」と、近くにあった自販機で110円のジュースを購入し、渡しました。 せめてものお礼に(画像はphotoAC) 何度も何度も御礼を言って別れ、男性は並びにある書店へ入って行かれました。 車体にキズは付きましたが、タイヤや他の箇所に問題はなく、無事自宅へ帰ることができました。 どこに住んでいる人か分からず、お名前も聞きそびれてしまいましたが、今でも感謝しています。あの時、助けてくださった方、ありがとうございました!! 誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて! 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)などを明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 (※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)