親切にされたのに、パニックになって思わずその場から去ってしまった。 お礼を言ったのかも、はっきり覚えていない。 それでも、長い間心の中に刻まれた気持ちはそのままでした。 ジョギング中にハプニングが(画像はphotoAC) <Nさん(鹿児島県・40代女性) からのおたより> 約10年前のことです。夫の仕事の都合で長崎県対馬市に転勤になりました。減量のつもりで、空いた時間にジョギングして過ごしていました。 ある日、ジョギング中に転倒。私は「痛いな」と思って顎を触ると出血していました。近くにいた年配女性が「使って良いよ」とハンカチを渡してくれました。 私は「自分に何が起こったのか、顎から倒れるなんて恥ずかしい」とパニックになり、ハンカチで顎を抑えたまま逃げるように走りました。 その後「返さないといけない、でも誰だか分からない。血もついて返せない。何より私はお礼も言ったのかな?」と、記憶も曖昧で、悩んだ末にハンカチを捨てました。 ごめんなさい。でも 顎から転倒した原因――それは後で分かったのですが、私がテンカンだったからです。当時は知らずに過ごしていました。 ハンカチを渡してくれた長崎県対馬市厳原町の女性、ありがとうございます。 ジョギングをすると発作の回数が増えるので、もう止めました。 勝手ながらハンカチも捨てました。 手を差し伸べてくれた人へ(画像はphotoAC) ごめんなさい。でも、あなたの優しさは今も大事に残っています。 今になりましたが御礼を伝えます。届いていると良いです。ありがとうございます。 誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて! 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)などを明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 (※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)