大阪府在住の40代女性・Kさんには、感謝と謝罪を伝えたい相手が居る。 それは、Kさんが小学生の時に出会った女性だ。 親に甘えられなかったKさんは、その人の優しさに甘えてしまって......。 入院していた小学生時代(画像はphotoAC) <Kさんからのおたより> 甘えて、困らせてしまい、ごめんなさい。 私は3歳のとき小児喘息になり、小学校1、2年生のときに、3回入院しました。 そのうちの1回の出来事です。 隣のベッドの男の子の、とっても優しいお母さん 隣のベッドに、私と年の近い男の子が入院していました。 彼の病状は分かりませんでしたが、彼のお母さんは彼に付きっきりで、病院に寝泊まりするほど。 とても優しく、本当に子供のことを大切にしているお母さんでした。彼のことを思っているのが、6~7歳の私にも伝わってきました。 私の家庭は、お世辞にも良い家庭とは言えない環境で、幼心に私は、彼を羨ましく思いました。 隣の男の子が羨ましくて...(画像はphotoAC) そんな折、彼のお母さんが一人で入院している私を見て、「ひとりで偉いね」と声をかけてくださり、それから時々雑談をするようになりました。 私はとてもうれしくて、その優しさに甘えて、困らせてしまいました。 甘えて、困らせて、意地悪を... ある日、彼と彼のお母さんとお絵かきをしていました。 その時、私は彼のお母さんに、今では忘れてしまいましたが、何かの絵を描いてと言いました。 「それは、難しい...書けないなぁ」 と言う彼のお母さんに、私は、しつこく書いてと言い、嘘泣きまでしました。 彼のお母さんは、本当に困ったと思います。 6~7歳の少女が泣いているし、看護師さんまで来て......。 お絵描きしているときに、甘えて困らせて...(画像はphotoAC) 私は、彼のお母さんに、ただ甘えたかっただけなんです。 普段、親に甘えることも、自分の気持ちを言えることも無かった私は、彼のお母さんの優しさに甘えて、困らせて、ちょっと意地悪をしちゃった。。 でも、彼のお母さんからしたら、知らない子に迷惑をかけられた、嫌な思いをしただけの出来事だったと思います。 今でも、本当に悪いことをしたと思っていますし、時々、思い出す事があるんです。 あのときは、本当にごめんなさい。 そして、優しくしてくれてありがとう。 誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて! 名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。 Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。 読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)などを明記してお送りください。秘密は厳守いたします。 (※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)