「どしゃ降りの雨の夜、信号待ちをしていた私。そこに女装の男性が近付いてきて...」(宮城県・40代)
傘を借りるのを断ると...
田舎では見たこともない風貌のその人に、偏見もあり、新手の客引きかもという怖さもあり、私は体よく断ろうと、「借りても返せないし、借りたらオネエさん濡れちゃうから」と言いました。でも、その人は、
「傘はホテルにでも置いといて。お店にまだ傘あるから大丈夫」
と言って私に傘を渡すと、雨の中を走り去って行ってしまったのです。
たぶん、私は田舎者丸出しだったのでしょう。
偏見をもっていたこと、純粋な好意を疑ったこと。何とも言えない申し訳ない気持ちになりました。
そんな私を気遣っていただいたこと。ごめんなさいとありがとうを言いたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)などを明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)