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給食でおなじみ「さかなっつハイ!」40周年の感謝をイワシへ 子供たちの人気者・かわちゃん作の歌も発表

福田 週人

福田 週人

2025.10.10 19:00
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イワシはどっちを向いて泳ぐ?

「イワシにありがとうフェス」では、「イワシの日」に合わせて公開されたオリジナルソング「さかなっつHigh!?弱くて優しいヒーロー?」(作詞・作曲:かわちゃん)のMVもお披露目された。

MVでは、「さかなっつハイ!」のイメージキャラクターである赤い蝶ネクタイを付けた黄色い小魚「さかなっつくん」と一緒に、黄色い「さかなっつくんなりきりTシャツ」に身を包んだ子供たちが軽快なダンスを披露。

「ハイ! ハイ!」と合いの手を入れながら踊りだしたくなるパートもあれば、聞き入ってしまうようなパートもあり、そして全体を通して元気づけてくれる1曲だった。

「イワシにありがとうフェス」では空欄ありの歌詞カードが用意され、参加した子供たちはこれを埋めるために真剣に耳を傾ける。この歌の歌詞に含まれる「基本右向きに泳ぐっす♪」といった、カタクチイワシの豆知識は、彼らの頭に刻みこまれたことだろう。

笑顔溢れた「イワシにありがとうフェス」(画像はプレスリリースより)
笑顔溢れた「イワシにありがとうフェス」(画像はプレスリリースより)

ところで......このイベント、なぜ「イワシにありがとうフェス」なのか?

実は、雨じゃなければ、小魚のゆりかごとなる藻場(もば)を増やすために沿岸の海底に有機肥料を投入する「施肥」を見学する予定だったのだ。

「施肥」の様子(東洋ナッツ食品のプレスリリースより)
「施肥」の様子(東洋ナッツ食品のプレスリリースより)

今回は「施肥」の実施は無かったが、フェス冒頭にMCから解説を行った。施肥は後日、東洋ナッツ食品の担当者が漁師と共に行うそうで、その際に使う肥料袋に、フェスの参加者が描いてきていたイラストを貼り付けるという。

子供たちの絵(画像提供:東洋ナッツ食品)
子供たちの絵(画像提供:東洋ナッツ食品)

施肥は、水中や海底付近の栄養分が増やし、イワシなど小魚の成長や増加につながると考えられている。神戸・須磨では昨年から定期的に行われているんだとか。

フェスに参加した子供たちが大人になるころ、須磨の海はどうなっているのだろう?

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