自衛隊庁隊舎の外壁に超巨大QRコードを発見→読み込むと... まさかの中身に2.8万人感心「頭いい」
QRコードの効果やいかに? 海上自衛隊に聞く!
豆腐さんが「クソデカQRコード」を見つけたのは23日の午後2時ごろ。
この日の横須賀の港には、護衛艦「かが」が入港していた。豆腐さんはこの護衛艦が一番好きで、写真を撮影するために横須賀を訪れていた。
その際、他の艦艇も撮影しようと横須賀本港を一望できるヴェルニー公園から潜水艦にカメラを向け、そこで対岸のビルの壁面にQRコードが掲げられていることに気づいたという。
「なんだろこのでっかいQRコードはと読み込んだところ採用ページに飛びました。
隊員不足が問題になっている自衛隊で、このような人目に付く求人戦略を取ることはとても面白いと思いました。
これを見て入隊しました! という隊員さんが将来現れることを願っています」(豆腐さん)
では実際のところ、このQRコードはどれほどの効果を発揮しているのか? 記者は9月5日、海上自衛隊にも話を聞いた。
取材に応じた第2潜水隊群の職員によると、このQRコードは25年1月31日から海上自衛隊第2潜水隊群庁隊舎のヴェルニー公園側に掲示されている。
「どこの街にもよくある『自衛官募集』というフレーズで募集するよりも、インパクトある巨大QRコードを展示することで興味をもってもらいたく、このような形での募集を始めました」(同職員)
ただ、風の影響に大きく左右されることから、QRコードの懸垂幕を展張できたのは、これまでの7か月間のうちの約30パーセントである66日。
それでも、展張できた週末などには募集サイトの平均アクセス数の2~3倍、時には10倍程度のアクセスが確認できているなど、効果を感じているという。
時代に合わせてアップデートされた、見た目にもインパクト抜群の「求人広告」。SNS上で話題になったことについては、「思った以上に反響があり、とても驚いております」と同職員は述べた。
なお、風の影響で展張できない日もあることを鑑みて、今後QRコードは懸垂幕ではなく、壁に貼り付けるシールのタイプに代わる予定だ。
横須賀で潜水艦撮ってた時に潜水艦近くの建物にクソデカQRコードがあったのよ
— 豆腐 (@Toufu_184) August 23, 2025
それ読み込んだら自衛隊の採用ページに飛ばされて爆笑した pic.twitter.com/wNM6hlf96n
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— 海上自衛隊 潜水艦隊(公式) (@JMSDF_SBF) February 21, 2025
私は、この国が好きだ。平和に暮らす人々の笑顔を見るのが好きだ。
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第2潜水隊群の庁舎で懸垂幕のお披露目をしました。このQRコードを読み取ると、海上自衛隊のホームページへアクセスできます。このQRコードをきっかけに、自衛隊や国防に興味を持っていただければ、と思います。#海上自衛隊 pic.twitter.com/xFyS5iiuo3