「私の車の目の前で転んだ自転車の老人。そのまま動けなくなった彼を4人の女子高生たちが...」(岐阜県・60代男性)
「あとは任せて」と女子高生に言われ
やがて、救急車のサイレンが響いてくる。すると、一人が初めて私に向かって声を発した。
「おじさん、仕事中でしょ?あとは私たちに任せて。私たち暇だから」
私は「お、おう、じゃあ頼むな」と言って走り去った。
その後はおそらく無事に解決したのだろう。
......実は、私はその日は休みだった。
ただ単に自分が病院に向かう為に急いでいただけだったのだ。
自身の都合を優先し、車の免許すら持たない子供たちに任せてしまった自分には未だに腹が立つ。
そして、彼女たちの勇気ある行動と、おじいさんと私への声掛け、咄嗟に取った連係プレーには、頭が下がる思いだ。世の中捨てたもんじゃない!
彼女らへの感謝と褒めたい気持ち、そして申し訳ない気持ちでいっぱいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。プライバシー配慮などのために体験談中の場所や固有名詞等の情報を変更している場合がありますので、あらかじめご了承ください)