「病院の中で泣き叫び続ける3歳息子。周りの人が迷惑そうにしている中、通院してきたお爺さんが...」(愛知県・30代女性)
「母親なのに...」止まらない後悔
その時は、病院が歩いて10分もかからない場所にあることと、予約してるからすぐに終わるだろうと保険証と医療証だけを持って行ったのですが、それが大失敗でした。
とても混んでいてなかなか呼ばれず、息子はぐずり続け、呼ばれたら更に大泣き。
水いぼを取られた後は、パニック状態で大泣き。
気分転換用におもちゃを持ってくれば良かった。お菓子を持ってくれば良かった。
たくさんの患者さんがいる待合室で、泣き叫び続ける息子を抱きしめるしか出来ず、ただただ後悔していました。母親なのに、なんで考えが至らなかったんだろう......。色々思っても、あとの祭りでした。
そんな時、80代くらいの年配の男性が病院に入って来て、息子を見て一言、こう言ったのです。
「坊主、元気だな!」
そして、息子の頭をなでてくれました。
皆さんが迷惑そうにしているように見えたので、その言葉が嬉しくて、自分でも驚いたことに涙が出てきました。