「びしょ濡れになった私と息子を助けてくれた若いママさん。そのせいでご主人にひどく怒られて...」(東京都・40代女性)
次男は全身、私は下半身がびしょ濡れになって...
私は咄嗟に池に飛び込み次男を救助。次男は頭から足までびしょ濡れになり、急に濡れたことに対して驚いて泣きはしましたが、大きな怪我はなし。
次男の無事を確認したところで、私は急に我にかえりました。やっちまったな、と。
次男はブルブル震え、着替えが必要。子供の着替えはズボンとパンツしか持ってきていません。私も腰から下がびしょ濡れでしたが、大人の着替えなんてもちろん無くて......。
はたから見ても、相当おろおろしていたのだと思います。一人の若いママさんが「大丈夫ですかー」と声をかけてくれました。
私が更衣室に向かおうとすると、そのママさんは見ず知らずの濡れた次男に、汚れてしまうにもかかわらず自分のコートをかけて一緒に来てくれること。
さらに、私が着替えやタオルを調達している間、次男を抱きかかえて温めてくれたのです。
天使のようなママさんと施設の方の協力で、次男は無事全身の服を着替え、体温を取り戻しました。
その後は天使のようなママさんにはろくにお礼も言えないまま、早々に電車に乗って(濡れた私は、もちろん立ったまま)帰ることになりました。