このジュエリー、何でできてると思う? 意外すぎる〝灰色の素材〟に6.8万人驚がく
透き通るような青さ
天然逆さめがねさんが三宅島の火山灰から出来た「三宅ガラス」の存在を知ったきっかけは、鉱物標本や合成石の販売などを手掛ける シーサーズ・ラボ(@shisas_lab)の公式アカウントの投稿だ。
同アカウントが3月17日にポストした三宅ガラスの宣伝を見て、28日、「ミネラルマルシェTOKYOミュージアム」(東京都千代田区)のプレオープン日に購入したという。入手した感想を、天然逆さめがねさんは、こう語る。
「改めて見てもやはり綺麗としか言いようがない色で、20数年ほど前に一目惚れしたパライバトルマリンというエレクトリックブルーの宝石の色に似ています。とても思い入れのある色です」

それにしても火山灰から、どうやってこんなに綺麗なガラス玉が出来上がるのか。どうしてこのような色合いになるのか。
記者は10日、この三宅ガラスを開発した東京都立産業技術研究センター(本部:東京都江東区・以下、都産技研)に話を聞いた。