《実食レビュー》茨城「スタミナラーメン」カップ麺で相次ぎ登場!〝地元待望の一杯〟ユニーク具材に驚き
とろみ甘辛スープ!「カップスター 茨城スタミナラーメン」

まずは、サンヨー食品の「カップスター 茨城スタミナラーメン」。
筆者は20年近くカップ麺を食べ続けていますが、「茨城スタミナラーメン」のカップ麺が発売されたのを見るのはこの商品が初めて。
定価は税別214円で、スーパー等では100円ちょっとで売られていることもある安価なカップ麺となっています。

とろみのついた甘辛醤油味のスープに、中細で縮れのついた油揚げ麺と、肉そぼろ、キャベツ、ニンジンといった具が合わせられています。
麺量は50グラムでやや少なめですが、安価なカップ麺なので致し方ないところ。

スープは強めの甘みとピリ辛程度の辛味がつけられた醤油味。
強めのとろみをつけることで、きちんとあんかけ風に仕上げられています。
とろみの強さがスープの甘辛味を増幅させ、濃厚感が強く感じられました。
さいたまの「スタミナラーメン」も麺にあんかけをかけるので共通しています。

具は、肉そぼろ、キャベツ、ニンジン。
キャベツやニンジンは多くの「茨城スタミナラーメン」にも入っており、今回特にキャベツはしっかり量も入っています。
ただ、「茨城スタミナラーメン」の大きな特徴であるレバー(もしくはホルモンの場合もあり)が入っていないため、スタミナラーメンの割にはあまり力強さを感じない具の構成でした。
それに加えて、他地域のスタミナラーメンに入っているニンニク、ニラ、白菜等がないためか、ややスタミナ感には欠ける印象でした。スープの甘みが強いため後を引く味ではあるのですが......。