「妊娠中、ベビーカーも押しつつ帰省した私。駅の階段で動けなくなったところ、金髪・革ジャン・腰からチェーンの若者が...」(大阪府・50代女性)
たった3段が戻れず、進めず立ち往生
たった3段なのに戻ることも出来ず、さらに降りることも出来ない。声出したら力が抜けてしまいそう。
力尽きて子供と一緒に転げ落ちてしまうのだろうかと、最悪の事態が頭をよぎります。
しかしその瞬間、金髪・革ジャンの腰からチェーンの派手目のお兄さんに声をかけられたのです。
「大丈夫ですか? 降りますか? 僕、ベビーカー持ったんで手離して大丈夫ですよ。
下で待っているので、ゆっくり降りて来てください」

お腹が張ってしまいゆっくりしか動けませんでしたが、手を差し伸べてくださったおかげで無事に下へ降りるとことができました。上の子も、何も知らずに眠り続けていました。
安堵でいっぱいの私に優しい笑顔を向けて去って行ったお兄さん。本当にありがとうございました。
お兄さんが助けてくれなかったら、どうなっていたことか。
今でもその駅を使う度、子供たちに「あなたたちはここで金髪のお兄ちゃんに助けられたんだよ」と話しています。
「人は見かけじゃない!」とも話しています(笑)
今更ですが、ありがとうござましたと伝えたいです。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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