「運送会社で長距離トラックの運転手をしていた私。ある日、仕事中にコンビニに立ち寄ると...」(埼玉県・50代男性)
埼玉県在住のCさんはかつて、鹿児島県に住み長距離ドライバーとして働いていた。
ある日のこと。彼はトラックでコンビニに立ち寄り、買い物をしたという。
そして、トラックに戻ろうとしたところ......。
<Cさんからのおたより>
今から24年くらい前の話しです。
当時、鹿児島県国分市(現在は霧島市)にある従姉の家に居候しながら、運送会社で長距離ドライバーとして働いていました。
その日は、志布志に向かっていて、途中、国道10号線の牧之原から志布志方面に曲がり少し走った所にあったファミリーマートで少し買い物をしました。
不意を突かれて...
買い物が終わりトラックに乗ろうとした時、近くの中学校(おそらく牧之原中学校)に通っていると思われる男子生徒に、「おはようございます」と声を掛けられました。
当時は知らない人でも挨拶をしましょう、と指導されてた時代だったと思います。
自分は不意を突かれたのでキョトンとしてしまい、挨拶をした男の子は恥ずかしそうに、申し訳なさそうにしていました。
何故あの時、挨拶を返せなかったのか。
勇気を出して挨拶をしてくれたはずなのに、「マズイ事をした」と思わせてしまったことが悔やまれてなりません。
あの時のあの少年、たぶん今は37~38歳くらいになっているだろう彼に、「君は正しい事をしたんだよ!間違った事をしたんじゃないから堂々としていいんだよ!あの時は挨拶を返せず申し訳無かった!」と謝りたい......。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
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