体重測定中の子ガメの〝貫禄〟に15万人圧倒される 「露天風呂でくつろぐおじいさん」「海外のセレブ」と話題
見ているだけでホンワカ和む「カメの赤ちゃん」の姿が、X上で注目を集めている。
東京・小笠原諸島の父島で、小笠原の海に暮らすアオウミガメやザトウクジラを保全していくための調査・研究を行う「小笠原海洋センター」の公式Xアカウントが2025年1月6日に投稿したのは、ボウル中に入っている小さなウミガメの写真。
お腹側を上に向けて、ヒレ状の前足をダイナミックに容器の外へと投げ出している。
それはまるで、湯船に浸かってふんぞり返っている人のよう。
随分リラックスしているように見えるけど......一体どういう状況なの?
Jタウンネット記者は8日、投稿の赤ちゃんウミガメについて、小笠原海洋センターを運営するNPO法人「エバーラスティング・ネイチャー」の職員に話を聞いた。
「7回目ともなると...」
注目を集めたのは、赤ちゃんウミガメの体重測定をしているときの光景。投稿には、こんな呟きが添えられていた。
「体重測定も、7回目にもなると慣れたご様子です」(小笠原海洋センター公式Xアカウントの投稿より)
取材に応じた同法人の職員によると、7回目の体重測定を実施したのは、5日のこと。
「被写体となったのは当施設で短期育成を行っている、生後7か月のアオウミガメです」(同職員)
生後7か月にしてこの落ち着きっぷり......将来は大物になりそうだ。
どことなく貫禄すら感じさせるアオウミガメの赤ちゃんに、X上では15万件以上のいいね(14日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「海外のセレブ」
「露天風呂でくつろぐおじいさん」
「やる気なさそうな顔がまた可愛い」
「『なんだよー、またタイジュウソクテイかよー、しっかり大きくなってるで! 俺』って感じの態度ですね可愛い」
なお、今は小さなアオウミガメだが、成長すると100キロ以上になることも。ウミガメたちがすくすく育つための手助けをしたい人は、小笠原海洋センターのウェブサイト(https://bonin-ocean.net/)をチェックしてみてほしい。