キラキラ輝く〝宝石〟の正体に1.9万人驚がく 「磨けば光るやつらだったのか」「魔法みたいや」
2人の「プロ」のワザが光る
廣松さんは2006年よりガラス工芸を始め、2017年からは自身の作品を通販サイト「yuiaglass」などで販売しているガラス工芸家。
2020年には、ガラスを宝石のように加工して作る「硝子の宝石」シリーズの製作販売を開始した。
注目を集めた〝宝石〟たちも、その作品群の一環。写真は2024年の春頃に、自宅作業場にて撮影したものだという。
作品のベースとなる「硝子の宝石の素」には、専用のバーナーで溶かしたガラス棒や、板ガラスを張り合わせたものを使用。また、片面に金属を真空蒸着させた「ダイクロガラス」という高級な板ガラスを張り合わせたものも作ったそうだ。
「(色は)ガラス工芸用の色ガラス棒を使い、それをバーナーで溶かし混ぜ合わせて一期一会の色合いを出してます。虹色に変わるガラスは、ダイクロガラスの色合いです」(廣松さん)
そうしてできた「硝子の宝石の素」を、プロの宝石研磨職人に依頼して研磨してもらったのが、投稿の〝宝石〟たちだ。
「山梨県甲府市のシミズ貴石の宝石研磨職人さんにお願いして製作してもらっているので、出来栄えは完璧です。職人さんは、ひとつひとつ私が作った硝子の宝石の素をじっくり眺めて、1番いいところを見つけて研磨してくれているそうです」(廣松さん)
ガラス工芸と宝石研磨、2つの分野のプロフェッショナルがコラボして作り上げた「硝子の宝石」に、X上では1万9000件以上のいいね(10日夜時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「もう完全に宝石ですね!」
「磨けば光るやつらだったのか」
「私、これがいい」
「綺麗...魔法みたいや」
「ガラスと知らなければ口に入れそう。美味しそうなんだもん」