「ニヤニヤしながらジッと見てくる知らないオジサン。逃げても追いかけられ、他の男性に助けを求めると...」
お兄さんは反対方面の電車に乗る予定だったのに...
「あのおじさんがずっと付いてくるんです」と伝えると、私が電車に乗るまで付いてきてくれました。
しかも、その方も終電が近かったはずな上、私とは反対方面の電車にのるはずだったのに「もし付いてきたら僕も同じ電車乗るんで」と言ってくださって......。
その方が近くにいて下さったからか、結局おじさんはそれ以上付いて来なかったのですが、電車のドアが閉まるまでその彼はずっと近くで見届けてくれていました。
あの時はパニックになっていたので顔をしっかり覚えておらず、お礼も電車の中から頭を下げる程度の事しか出来ていないのがこの数年ずっと気にかかっていました。
いつかあの時のあの人に、直接お礼が伝えられる日が来ることを祈っています。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、ありませんか?
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている――。そんな人も、読者の中にいるかもしれない。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談内の場所や固有名詞等の情報を、プライバシー配慮などのために変更している場合があります。あらかじめご了承ください)