これが紙...だと? モッフモフな〝手のりワンコ〟に9.7万人感動「凄い技術!」「あまりにも素敵」
これが紙製......だと? 目を疑うほど「モフモフ」な切り紙作品が、X上で注目を集めている。
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こちらは、和紙を使った動物作品をSNSで発表しているキワム(@PKirigami)さんが、2024年10月10日に投稿した画像だ。
和紙を切って「シェットランドシープドッグ」を作ったという。
そもそものクオリティが高いのはもちろんなのだが、何といっても目を引くのが、和紙を使うことによって再現されたモフ毛!
ほっぺたや胸元、太もものあたりのフサフサした毛並みは、さながら本物のよう。普通の紙を切って折っただけでは出せない「モフリティ」だ。
Jタウンネット記者は11日、制作者のキワムさんにこの作品について詳しく聞いた。
「本当に作ってよかった」
キワムさんが紙を折って生き物を作り始めたのは、保育士時代に紙で作ったバッタを園児がとても喜んでくれた、という経験がきっかけ。コロナ禍にSNS上で作品の発表をはじめ、和紙を使った動物表現にたどり着いたという。
そんなキワムさんは「シェットランドシープドッグ」を和紙で作るにあたって、彼らの特徴をしっかり捉えるために、たくさんの映像や画像を参照し、また、SNSを通じてシェットランドシープドッグの飼い主さんたちにもアドバイスを貰ったという。
「まずこだわったのは、自分自身が『かわいい』と思えるデザインであるかどうかです。机に置いておきたい、と思えるかどうかを常に意識しました。
また、工程の中でのりを使わないことも一つのこだわりです」(キワムさん)
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使っているのは、インクジェットプリンタで着色した和紙。これを折ったりはさみで切ったり手で千切ったりして、ちいさなモフモフわんこを生み出した。
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実は作品を公開するまでは「シェットランドシープドッグが好きな方にどう受け取られるか少し不安でした」というキワムさん。
「しかし、多くの方から反響をいただき、特に『愛犬にそっくり!』という声をもらったときは本当に作ってよかったと感じました」(キワムさん)
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キワムさんが手掛けた「ハイモフリティ」な作品に、X上では9万7000件以上のいいね(15日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「凄い技術!」
「毛と和紙の質感がすごいマッチしてますね!」
「あまりにも素敵だったので魅入ってしまいました!」
「柴も...柴もお願いします...っ」
和紙で もふもふのシェットランドシープドッグを作りました pic.twitter.com/AKa1Oj41fU
— キワム【きりがみパパ】 (@PKirigami) October 10, 2024