夏の終わりの風物詩〝子供の絶望〟 全身からほとばしる「終わらない感」に10万人共感
読者のみなさんは、夏休みの宿題を毎日コツコツできるタイプだっただろうか。
ついつい遊ぶのに夢中になって、あるいは全然やる気が出なくて、終盤になってから「全然終わってない!」と絶望した経験がある人も少なくないのではなかろうか。
それはまさに、こんな感じで......。
X(@KBotchan)やInstagram(@k_botchan)などで家族の日常を切り取った写真を発表している長野県在住の写真家・はら かずあきさんが2024年9月2日にX上に投稿したのは、共感必至の写真シリーズ。
「全身で表現する、夏休みの宿題が終わらない」
という呟きが添えられたそれらの舞台は、昔懐かしい雰囲気の畳張りの和室。
ポツンと置かれた文机の上に宿題をひろげ、1人の子供の姿が頭を抱えていたり......。
机にもたれ掛かるようにしながら宿題に取り組んだり......。
すっごく、嫌そうである。その気持ち、とってもよくわかります......。
宿題、おわった......?
4日J、タウンネット記者の取材に応じた投稿者・はらさんによると、話題の写真は8月末のある日の午前中、自宅である築100年の古民家で撮影したもの。
机に向かって宿題と格闘しているのは、はらさんの次女だ。
「次女は、宿題があまり好きではありません。始める前から乗り気ではなく、イヤイヤやっていました」(はらさん)
はらさんは自分の子供時代を思い出しつつ、宿題が全然進まないことに困りながら次女の様子を見ていたという。
ただ、その後はイヤイヤながらもなんとか終わらせることが出来たため、「安心しました」と当時を振り返った。
全身で「宿題が終わらない!」を表現するはらさんの次女の姿に、X上では10万件(4日昼時点)のいいねのほか、こんな声が寄せられている。
「あるあるでした」
「どの場面も絶望感あって好きw」
「終わらない感がすごく伝わってくる」
こんなになりながらも宿題を終わらせて、とっても偉い! 次はコツコツと......というお小言よりも、その頑張りをいっぱい褒めてあげたい。