コメダ珈琲店だけじゃない! 「あずきバー」に「サクマドロップス」...〝好物線香〟のバリエが豊かすぎ
コメダ珈琲店の公式オンラインショップで、ある商品に注文が殺到したという。
2024年8月13日、同社はサイト上の「お知らせ」を更新。「コメダ珈琲店 珈琲のお線香」が予想以上の人気により、ショップ上で品切れとなったことを謝罪した。
コメダブレンド抽出後のコーヒー粉を再利用したというこの線香は、コメダ珈琲店とローソクや線香を手掛けるカメヤマ(本社:大阪市)のコラボ商品。SNSで大きな話題となり、発売2か月で累計1万箱を突破したとカメヤマが発表していた。
コーヒー好きの故人にぴったりなアイテムだというのはもちろん、線香をあげる側としても、コメダのコーヒーの香りがするなんて、最高だ。
実はJタウンネット記者は5月末にカメヤマの公式オンラインショップで、この線香を購入。
それからお盆に使おうと思い、ずっと眠らせてきたのが、このメンバーである。
コーヒーだけじゃない!
「コメダ珈琲店 ミニ寸線香」、そして「井村屋あずきバー ミニ寸線香」と「サクマドロップス ミニ寸線香」である(各税込748円)。
カメヤマのオンラインショップを覗いたところ、「好物シリーズ」としてコメダ以外にも色んな食べ物の香りの線香が並んでいたのだ!
あずきバーやサクマドロップス、不二家のネクターやミルキー、ワンカップ大関、ハッカ油......。
こんなにあるのに、コメダだけだなんてもったいない......。というわけで3種の線香を購入したのである。
まずは、話題のコメダ珈琲店コラボから。
箱をあけるとすぐに、ほんのりコーヒーのいい香りが漂ってきた。火をつけると、その香りがさらに増す。
お線香の匂いはもちろんするのだが、それとは別にコーヒー豆を挽いているときや、挽いたコーヒーの粉にお湯を注いでいるときに嗅ぐあの匂いがするのだ。
仏壇の前でコーヒー屋さんの匂いがしているのが、不思議すぎる......。だが、いい匂いなのでついつい嗅いでしまった。
甘くて懐かしい香り
あずきバーのお線香は、開封しただけではそこまであずきの香りを感じない。だが、火をつけると、何だか懐かしい匂いが......。
甘くて香ばしい匂いで、最初はおまつりのわたあめ屋さんの前にいるような気分になる。そして嗅ぎ続けているとその中にその存在に気付いた。あ、あずきがいる......!
お線香の香りはしっかり残しつつ、甘い香りがするので、甘党の故人にはぴったりかもしれない。
そして甘党の人にぴったりといえば、こちら。サクマドロップスのお線香は、あけた瞬間から甘い匂いが広がって、驚いた。
なんだか、入浴剤のような華やかな匂い。言われなければお線香の香りとは思わないかもしれない。
火をつけてみると、これまた甘い匂いが広がる。
コメダ・あずきバーと比べると、お線香っぽさも薄く、お線香の香りが苦手という人でも使いやすいかもしれない。パッケージにあるように、お香としてもよさそうだ。
香りは、いちご、りんご、オレンジ、メロン。どれもそれぞれ、ドロップの匂いがほんのりするのだが、記者が個人的に完成度高すぎる! と思ったのは、メロンだ。
つけていたら、通りがかった家族が「メロンドロップの匂いがする」というほどだった。線香なのに、そんなにメロンドロップの香りを再現できるなんてすごすぎる......。
カメヤマの「好物シリーズ」は線香以外にも、クリームソーダやお団子、寿司、うな重、ラーメン、ざるそばといったユニークすぎる形のキャンドルも取り揃えている。
故人の"好物"を揃えて、楽しく明るく、偲びたい。そんな読者はカメヤマの公式オンラインショップや仏具店等を覗いてみてはいかがだろう? コメダのオンラインショップでも、随時入荷予定だという。
カメヤマ
本社所在地:〒531-0076 大阪市北区大淀中2-9-11同社ローソクタウン敷地内の「カメヤマローソクタウンストア」(三重県亀山市栄町1504-1)では同社の様々な製品を取り扱い中。
カメヤマ公式サイト:https://www.kameyama.co.jp/