猫の首輪に付けられた〝まさかの一言〟に4.2万人共感 「うちのニャンも思ってそう」「どうかしてるのは人間の方」
ペットと一緒に暮らしていると、つい口から出てしまいがちな言葉。
それは、「どうしたの~?」ではないだろうか。
こちらを気にしているそぶりがあったり、何かを見つめていたり、はたまた、ただそこにいるだけで、ついつい問いかけてしまう......。
そんな飼い主の皆さんにぴったりな首輪が、X上で注目されている。
「猫に脈略なく『ん~?どうしたの~?ん~?』と聞いてしまうので、先回りして返事を首輪につけたりしています」
2024年7月22日、Xユーザーの八羽(@aoiwa_88)さんがそうつぶやきながら紹介した首輪のチャームには、こう書かれている。
「どうもしてません」
ウーン、おっしゃる通り。
我々人間がつい勝手に問いかけてしまうだけで、たいていの場合、動物たちはどうもしていないのだ。これは、全飼い主に必要な首輪かもしれない......。
Jタウンネット記者は22日、このチャームについて制作者の八羽さんに話を聞いた。
チャームをつけた結果...
Jタウンネットでは23年7月、八羽さんが作った「ですが今回は特別に」というキーホルダーを紹介した(『いつもポケットに入れときたい この世のすべてを「一発逆転」させられるキーホルダー、爆誕していた』)。
「どうもしてません」は、「ですが今回は特別に」の材料が余ったことから、「何か猫の首輪につけるやつを作りたいな」と制作されたものだ。
「『ペット=「どうしたの」と聞かれまくる存在』という認識が元々あったので、特にひらめいたぞ!という実感もなく作りました。
アイデア出し、制作合わせて5分もかかっていません」(八羽さん)
この首輪があれば「どうしたの」と聞いてしまうことも減るのだろうか?
装着後の変化について尋ねると、八羽さんから返ってきたのは、こんな答えだった。
「このチャームがあることで少しは冷静になれるかと思いきや、『どうもしてないの!そうなの~!どうもしてないの~!』と声かけの言葉が若干変わるだけでした」(八羽さん)
"飼い主"というものは結局、言葉がなんであれ、自分のペットに話しかけたくて仕方がない生き物ということか......。
「どうもしてません」首輪に対し、X上では4万2000件を超える「いいね」のほか、
「わかる。わかりすぎる。あまり行かないとこに座ってるだけで『どしたの~ぅ?』て家族みんなに声かけられるのウザいと思うんですよね、ネコからしてみればwww」
「凄く良い うちのニャンもそう思ってそう」
「実家の犬にいつもなんの脈絡もなく
そ~よね~とかそ~でしょ~、そ~なの~?そうねそうね~!
って母が言ってたけど、猫界隈にもそういうのあったんだね」
「おんなじこと聞いちゃう人がたくさんいて笑う。どうかしてるのは人間の方」
「私これ0歳次男にしてしまうので、こう書いたロンパース着せとこうか」
など、共感の声が多数寄せられている。
こうした反響を受け、八羽さんは
「一年以上前に制作し、くだらなさすぎてずっと個人で遊ぶだけに留めていたものなので、今回思った以上の反応をいただいて困惑すると同時に、みんな猫好きなんだなぁ、と嬉しくなりました」
とコメント。チャームの販売についても「考え中」とのことなので、ついつい「どうしたの」と聞いてしまう人は、八羽さんのアカウントをチェックしておくといいだろう。
もしかすると、あなたも愛するペットからお返事をもらえる日がくるかも......?