「0歳と1歳の息子を連れて買い物へ。階段の前で買い物袋をベビーカーに乗せてたら、踊り場に居た老人が...」(東京都・50代女性)
次男を抱っこしながら、買い物袋をベビーカーへ
その日は、生後2か月の次男を前に抱っこひもで抱っこをし、1歳3か月の長男をベビーカーに乗せてやっとの思いで会計から袋詰めまでを終わらせ、階段前のちょっとしたスペースでベビーカーに移動させていました。
袋は3つほどあって、ベビーカーの背もたれを倒して座っている長男の後ろに置いたり、ベビーカーの下のカゴにも入れたりと、少しでも楽に運べるように試行錯誤。
次男はまだ首が完全には座っていなかったので、片手で次男を支えながら......。
すると突然、「あんた大変だねぇ、でもじきに楽になるから頑張りなよ」と聞こえてきました。

声の方を見ると、階段の踊り場にあるベンチに座っていたおじいさんでした。
当時私は20代前半。夫は非協力的で、精神的に参っているときだったから、泣きそうになってしまいました。
ありがとうございます、とは言えましたがそれ以来その方を見かけることはなくなってしまいました。
あの時の言葉のおかげで気持ちがスッキリしたことが励みとなり、無事子育てを終えることができました。
あの時のおじいさん、ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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