手術を終えた母のために... 小3次女の〝優しい工作〟に6.6万人感動「すごく好き」「ほんわかします」
日常生活の中で、好きなアニメのシーンやセリフを真似したことが、読者の皆さんも一度くらいはあるだろう。
京都市在住のXユーザー・あかり(@2525_mt2)さんの次女もまた、そんな「アニメネタ」の使い手の1人だ。
あかりさんが2024年7月8日に投稿した写真に写っているのは、畳の上に置かれた、皮付きのトウモロコシ。
その表面には「おかあさんへ」と書かれている。
これって......ジブリ映画の「となりのトトロ」作中で、メイが入院中のお母さんに持っていこうとしたあのトウモロコシ......いや、「トウモコロシ」!?
そういえばメイも、サツキというお姉ちゃんがいる「次女」だし、その点も共通している。色々な意味でクオリティが高い仕込みだ。
そして12日、Jタウンネット記者があかりさんに次女の行動の背景を聞くと、さらなる「背景」が発覚した。
次女の思いやりだった
実はあかりさんは23年の9月に大きな手術を経験し、今年の3月頃まで食事が取れないような体調だったという。
家族をはじめ多くの人からの助けを借りながら生活していたそんな時、「家族を笑わせたい、お母さんの病気を治したい」という気持ちから、毎日のように小学3年生の次女が工作を作ってくれるようになった。
投稿写真の「となりのトトロ」をオマージュしたトウモロコシも、その工作の一環だ。
「(次女は)台詞を覚えるほど繰り返しトトロを見ています。この日も、晩ごはん用のトウモロコシを台所に置いていたら、即このような形になっていました」(あかりさん)
自分が次女であることや、病気がちな母親のための行動、などを原作とかけて笑いに変えるところに、あかりさんは「さすが次女!」と感動したそうだ。
「お母さんに元気になってほしい、という気持ちにうるっとなりました」(あかりさん)
トトロ好きでお母さん思いな次女の工作に、X上では6万6000のいいね(12日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「こういうほっこり共有すごく好き」
「完成度が高い!」
「めっちゃほんわかしますね(笑)」
ちなみに、トウモロコシはその後、トウモロコシご飯にして家族みんなで美味しく食べたとのことだ。