あまりの暑さで!? 栃木で〝溶けたポスト〟激写され「もう駄目だおしまいだ」「ダリの絵みたい」の声
各地で30度を超える真夏日が続き、35度を超える場所もある今日この頃。あまりの暑さに溶けてしまいそうなのは、Jタウンネット記者だけではあるまい。
2024年7月6日、そんな我々を体現したかのような"ポスト"がX上に投稿され、注目されている。
これはXユーザーのイワライナー(@iwaliner_train)さんが
「暑いのでポストも溶ける」
とつぶやきながらポストした画像だ。
根本の黒いポールがぐにゃりと曲がり、ポストの赤い塗料もまるでアイスクリームのように溶け出してしまっている。
さ、さすがにこの暑さだと、ポストもこんなふうになっちゃう......のか!?
衝撃的な画像に対し、X上では7万4000件を超える「いいね」のほか、
「確かにこのぐらい暑いですね」
「各地で色んな物が溶けとる...... もう駄目だおしまいだ」
「融便ポストやん」
「ダリの絵みたいだ」
「溶け方的に、地面だけマグマみたいに熱いのかな」
といった反応が寄せられ、話題となっている。
ポストが溶けちゃうほど暑いのは、いったいどこなのか。Jタウンネット記者は8日、投稿者のイワライナーさんに話を聞いた。
実はこのポスト...
取材に応じたイワライナーさんによると、このポストを発見したのはトリックアート美術館「とりっくあーとぴあ日光」(栃木県日光市)の駐車場脇。
この日の栃木はポストが溶けてしまうほどの酷暑だった......というわけではなく、置かれている場所からもわかるように実はこれ、こういう"作品"だ。
とりっくあーとぴあ日光の公式サイト上では19年8月17日公開の「おしらせ」上でポストについて「夏になるとチョコやアイスはすぐに溶けてしまいますが、なんと、とりっくあーとぴあ日光ではポストが溶けてしまいました!!」と紹介。写真スポットになっているという。
そんな「溶けたポスト」を発見した際の感想を、イワライナーさんは
「トリックアートの施設にあるから、これってトリックアート????そうは見えないから違うかぁ。芸術作品かぁ。投函したら届けてくれるのかな...?」
と語る。なお、投函口は物理的に塞がっており、投函はできなさそうとのことだった。
ちなみに、とりっくあーとぴあ日光は様々なトリックアートを手掛けるエス・デー社(栃木県・那須町)のフランチャイズ美術館。同社直営の「那須とりっくあーとぴあ」(栃木県那須町)には、溶けたポストだけではなく溶けた自販機もあるとの情報も。
溶けちゃったものたちと写真が撮りたい――そんな方は、栃木へ足を運んでみては。