「気付いて膝から崩れ落ちた」 初めて炊飯器を買ったITエンジニアが見落としていた〝真実〟とは
「説明書に書いてあることと違うんだけど......」
家具や家電などを購入した時、しばしば起こり得る状況だ。あるはずのパーツや表記が実物にはなかったりすると、かなり焦る。
ただ、そんな時はすぐに「不良品かも」と疑う前に、もう一度よく確認してみた方がいいかもしれない......そんな教訓を与えてくれる投稿が、X上で注目されている。

こちらは、神奈川県在住のITエンジニア・いぐぞ―(@igz0)さんが2024年7月2日に投稿した画像だ。
初めて炊飯器を購入してコメを投入したはいいものの、その次の工程に進めなくなった。
というのも「水位まで水を入れてください」と書かれているのに、「水位」がどこにも書かれていないのだ。
「もしかして不良品を掴まされたのか」
いぐぞ―さんはそう思った。
しかし、格闘の末、「真実」に気付いて膝から崩れ落ちたという――。
何かが足りない
Jタウンネット記者は4日、当時の状況についていぐぞ―さんに話を聞いた。
投稿の写真は、一人暮らしを始めてから初めて購入した炊飯器。しかし、さっそく米を炊こうと説明書を読み進めたものの、水位の表記が見当たらなかった。
「20分くらい『水位はどこなんだろう......』『不良品なのかもしれないけどサポートセンターも閉まっているし......』と苦悩していました」(いぐぞ―さん)
しかし......いくぞーさんはずっと、「あるもの」を見落としていた。

肝心の「内釜」である。
いくぞーさんは炊飯器の開封時に内釜をテーブルに置いたままキッチンに行き、完全に存在を忘れ、外釜を見つめ続けていたのだ。
そりゃあ、水位なんか書かれてるはずないよね......。
「自分の『うっかり』さに恐れおののきました。
その後は普通に内釜にお米を入れて炊き、初めてながら美味しくできて嬉しかったです」(いぐぞ―さん)
思わずクスりとしてしまういぐぞ―さんのうっかりエピソードに、X上では6万以上のいいね(4日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「これが直火炊きか...」
「この仕様だと、毎回洗ったり研いだりするの大変そうw」
「水入れる前に気付いて良かった」
はじめて炊飯器を買って、説明書の「水位まで水を入れてください」って記述を見ながら20分くらい
— いぐぞー 旅するプログラマー (@igz0) July 2, 2024
「水位どこなのーー」
「もしかして不良品を掴まされたのか」
って格闘していたんだけど、
「真実」に気付いて膝から崩れ落ちた。 pic.twitter.com/R3H5zyXVlD