都内にあの〝超高級食材〟が自生していたと話題に 「ビックリ~!」「日本にもあったんだ......」
2024.07.04 17:00
園内の手入れ中に発見
取材に応じた同園の係員によると、黒トリュフは野草園内の手入れ中に発見したという。
係員は、見つけた時の感想を次のように語った。
「トリュフの仲間が日本にも分布していることは知っていましたが、探すつもりもないのに見つけられるとは、と思いました」(同園の係員)
今回発見した黒トリュフは2個。
1つは国立科学博物館へ移譲し、もう1つは、園内で展示するため標本に加工。人工栽培の実験を始めるためにも利用したとのことだ。
もしかしたら将来、高尾山がトリュフの名産地になる可能性もあるのか......? 今後の実験の結果が楽しみだ。
なお、高尾山は約5000種類の昆虫と1300種類の植物がある国定公園。自然を守るため、国定公園ではすべての動植物の採取等が禁止されている。もし園内でトリュフを見つけたとしても絶対に持ち帰ってはいけないので注意してほしい。