「お局による〝いじめ〟の矛先が派遣社員の私に。上司も対応してくれず、私はいつも一人で...」(大阪府・40代女性)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Mさん(大阪府・40代女性)
Mさんは20代の頃、派遣社員として勤めていた銀行で"お局グループ"から嫌がらせを受けていた。
いつも一人でいた彼女に......。

<Mさんの体験談>
20代後半の頃、派遣社員として銀行の融資部に勤務していました。地方銀行が合併を繰り返していた頃でした。
その銀行は、いわゆる"お局様グループ"の天下。上司のおじさま達も頭が上がらない様子でした。
私の1つ前に入った先輩が「頑張って」と言い残してすぐ退職。おかしいと思っていたところ矛先が私へ。
新しく入る派遣社員は必ずいじめられるということを知りませんでした。
気にかけてくれたのは...
そんな毎日を支えてくれた社員食堂のおばちゃんでした。
毎日定食に小鉢を一品多く乗せてくれて、お吸い物がとにかく美味しかったのです。つらい毎日に、温かくてホッとするお吸い物。
いつも一人でいた私を気にかけてくれていたおばちゃんに、お吸い物が毎日美味しくて励みになることを伝えると、実は役員用に特別に用意されているものを毎日わけてくださっていたことを知りました。

やっと退職できることが決まったので、お礼を伝えようとしたところ、おばちゃんも同時にいなくなってしまったらしく、お礼が言えないままです。
私も、あなたのようにさりげなく優しいおばちゃんになります。ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式X(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)