〝レモンの滝〟へ向かっていく...苫小牧銘菓「よいとまけ」の製造風景が話題に 「ずっと見てられる」「ここで修行します!」
読者の皆さんは、「よいとまけ」をご存じだろうか?
ハスカップジャムを塗ったカステラ生地のロールケーキをさらにハスカップジャムでコーティングした、北海道苫小牧市の銘菓だ。
そんなよいとまけの製造販売元である三星(北海道苫小牧市)の公式Xアカウントが2024年6月16日に投稿した動画が、注目されている。

「レモンの滝」
そんな呟きが添えられた動画では、オレンジ色のコンベヤーに並べられたよいとまけたちがゆっくりと流されていく様子が映っている。
彼らの行先には、まさしく滝のように黄色い液体が流れ落ちている。ということは......。
ジャムでベタベタにするのが特徴

流されるままに滝の中に入ったよいとまけには、もちろん黄色い液体がまんべんなく降り注いだ。
これ、一体なにをしているところなの? 「レモンの滝」ってどういうこと?
Jタウンネット記者は25日、三星に詳しい話を聞いた。
取材に応じた同社SNS担当者の竹嶋俊吾さんによると、注目を集めた動画は、夏限定商品の「よいとまけレモン」を作っている場面。
レモンの爽やかな酸味と甘みのバランスが絶妙で、「女性人気ナンバーワンのよいとまけ」だそうだ。

よいとまけはロールケーキの中だけではなく、外側にもジャムをかけて「ベタベタ」にするのが特徴。そのことから「日本一食べにくいお菓子」とも言われている。
動画内で行われているのは、その外側のジャムをかける作業。自家製のレモンジャムにレモンピールを加えた"滝"に、よいとまけたちをくぐらせてコーティングしているのだ。
ちなみに、流れ落ちた"滝"は循環して再度流れる仕組みになっているそうだ。

動画には2万6000件(6月26日夕時点)の「いいね」のほか、こんな声も寄せられている。
「絶対に美味しいやつ」
「ずっと見てられます♪」
「一回自分がこの滝を通ってみたい」
「ここで修業します!!」
こうした反響を受け、竹嶋さんは
「驚いてます。メールやお電話でも投稿を見たとの声があり、ありがたいです」
とコメントした。
レモンの滝 pic.twitter.com/Miuncf7ORz
— よいとまけくん【三星公式】日本一食べにくいお菓子やってます (@yoitomakekun) June 16, 2024