「バスの中で眠ってしまった小学生の娘。彼女の降りるバス停を覚えていた運転手は...」(奈良県・40代)
降りるバス停でもないのに...
バスがいつもと違う曲がり角を曲がったとき、ようやく間違ったこと気づいた娘は、近くの人にバスの行き先を確認しました。
泣き出してしまった娘に、周りの方はいろいろ声をかけてくださったそうです。
その中から1人のご婦人が進み出てくださり、降りるバス停じゃなかったのに一緒に降りて、小学校まで歩いて送ってくださいました。
学校からの電話で一部始終を聞いた私はそのご婦人のお名前をお尋ねしたのですが、何も言わずに立ち去られたようでそのままお礼をお伝えすることは出来ませんでした。
もうお1人はバスの運転手さんです。
別の日、またしても帰りのバスの車内でのこと。自宅までは15分ぐらいの距離なのですが、こらえてもどうしても眠たくなってしまった娘は、座席で船を漕ぎだしたようです。
それに気づいた女性ドライバーさんが、車内のマイクで娘が寝ていて席から転げ落ちそうなこと、また覚えていてくれていたらしい下車するバス停を伝え、周りの方に起こしてあげてほしいと言ってくださったそうです。
町の方たちの優しさにたくさん触れる幸せな小学校時代だったなぁと思います。
こんな危なっかしい娘も来年中学生になります。皆様あの時は娘に優しくして下さり本当にありがとうございました!!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
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