これが伝承の「猫鬼」か? 立派な〝ツノ〟を持つニャンコ、激写される
"あるはずのないモノ"を生やした猫が激写された。
その姿が、こちらである。

こちらをじっと見つめる1匹の猫。
一見、変わったところなどないように思えるが、拡大してみると......。

頭の上にニョキッと2本のツノが生えている!
まさか君、福島県いわき市の好間町に伝わる幻獣猫鬼なのか......!?
この劇的な1枚は、Xユーザーのヤマネコ(@ymnc_rf)さんが2024年6月2日に投稿した写真。
Xユーザーからは6万5000件を超えるいいね(17日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「そのかわいいツノは...なに...? かわいい...かわいい...!」
「な、何これ!?かわいいぃぃぃ!」
「これは・・・寝ぐせ?なのかな?可愛いねぇ」
ご立派なツノの理由は...
3日、Jタウンネット記者の取材に応じた@ymnc_rfさんによると、ツノを生やしているのはサイベリアンのヤマネコ君。ビビりで甘えん坊な3歳の男の子だ。
話題の写真は、ヤマネコくんがソファの下から飼い主を見つめているところを撮影したものだという。
「ツノが生えた状態は度々目にするのですが、今回のはとても立派だったので新しいツノ記録が取れて嬉しかったです」(@ymnc_rfさん)

@ymnc_rfさんによれば、ツノは長毛種ならではの毛の立ち方によってできているもの。
LINEスタンプショップで販売されているヤマネコくんのスタンプ(イラスト・写真・動画など取材時点で10種類)を見てみると、ツノを確認できるものもあった。
耳が耳の横の毛を押し上げているために発生するのではないか、と@ymnc_rfさんは推測する。
ヤマネコ君が次の記録を更新する時には、どんなツノを見せてくれるのか。今から楽しみだ。
今日はとても立派なツノがはえてた pic.twitter.com/IwsjALpZk0
— ヤマネコ (@ymnc_rf) June 2, 2024
「猫鬼は福島県いわき市好間に伝わる幻獣です。猫鬼界には階層があり、1本より2本角、2本角より3本角の猫鬼の位が高いのです。すいたんも修行を積むと「つの」が増えるかもしれませんね。」とユリコ先生。
— 国立民族学博物館 (@MINPAKUofficial) October 19, 2019
「つの」じゃなくておめでたい「芽」なんです・・・とは言えなくなってしまったすいたん。 pic.twitter.com/0l18qlGee5