「鬼畜の所業」「死なばもろとも」　シャワー嫌いのお猫様を洗う力技がこちらです

猫って、シャワー嫌いな子が多い。というか、濡れること自体を嫌がる子が多い。

必死に抵抗したり、そもそも捕まらなかったりと......飼い猫の体を洗うのに毎度苦労しているという愛猫家は多いだろう。

そんな、人間と猫の仁義なき「シャワー戦争」の一幕を描いた漫画が、X上で注目されている。

こちらは、福岡県在住の漫画家・秀（@hide_pau）さんが2024年6月5日に投稿したエッセイ漫画だ。

「洗われる者に逃げ場などないのだ」

という呟きを添えられた同作の一コマ目では、シャワーを浴びせようとする人間の首に猫が上ってフンスフンスしている。

「んも～　そこ登ったらシャワーかけられないと思ってるでしょ」

自分にシャワーを向ければ人間もずぶ濡れになっちゃうから、さすがの人間も諦めるだろう......そう考えての行動だろう。本猫もどことなく得意げな顔だ。

しかし......そんな目論見は、飼い主にはお見通しだったのだ。

逃げ場などない

「んなこたない」

なんと飼い主、自分の体がびしょ濡れになることもいとわず、そのまま肩に登っている愛猫にシャワーを「ジャバー」。

すっかり油断していたお猫様は、茫然自失といった表情だ。

初めから「安全地帯」などなかったのだ......こうなってはもう、素直にキレイになるしかないだろう。

6日、Jタウンネット記者の取材に応じた作者・秀さんによると、漫画は7歳のオス猫の「レオ」さんとの実体験を基にしている。

レオさんの悪知恵を力技でねじ伏せる秀さんの行動には、X上では4万を超えるいいね（6日昼時点）のほか、こんな声が寄せられている。

「最初からびしょ濡れを想定した服装だったのか」
「自らを犠牲にして責務を全うしてらっしゃる！」
「猫への愛情がなせる鬼畜の所業」
「死なばもろとも！（死にはしない）」

シャワーに苦労している猫飼いの皆さん、一度試してみてはいかが？

秀 秀さんちのゆるねこ日記

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