小4女子の「がんばりシール台紙」に貼られたシールが渋すぎる件 総理大臣に森有礼、前島密...なぜこのチョイス?母親に聞く
「偉人シール」の効果とは...?
団地三郎さんの投稿を見ていくと、どうやら森有礼は娘さんのために母が作った「がんばりシール」らしい。
そして、シールになっているのは森有礼だけではない。
1伊藤博文、2黒田清隆、3山縣有朋――歴代の内閣総理大臣もシールになっちゃっているのだ!
どうして、彼らは「がんばりシール」になったのか。Jタウンネット記者は2024年4月10日、団地三郎さんを取材した。
団地三郎さんは、森有礼や内閣総理大臣たちのシールは、漢検・英検・歴検などのために勉強をしている長女が「少しでも楽しく勉強に取り組めたら良いなぁ」と思い作ったものだと説明する。
「(娘が)日本の近代史が大好きなので、偉人シールを用意しました」(団地三郎さん)
その日の分の勉強が終われば、1枚ペタリ。科目によってシールの使い分けも行われている。
例えば、内閣総理大臣シリーズを使うのは、歴史の勉強をした時。
長女が特にハマっているという、近代史の内閣総理大臣たちが勉強の歩みを見守る。
「桂園時代に入ったよー!」
「今日のシールは誰でしょう!ヒントは第1次の近衛文麿の次だよ~」
娘さんはそんなことを言いながら、楽しそうに貼っているんだとか。
漢字の勉強をしたら、前島密を貼る。
江戸時代に、「漢字を廃止し、かなだけ学べばよい」という建白書を将軍・徳川慶喜に提出した人物だ。なぜこのチョイス......?
そして、英語の勉強をしたら、森有礼。
前島密とは対極というか、日本語を使うのをやめて英語を国語にすべきだと主張した人物である。
趣味に合わせたシールは、見事娘さんのやる気を喚起している模様。
「あ~、今日は英語の勉強のやる気がでないけど森有礼が応援しているから頑張ろう」
「明日の歴史の勉強シールは岡田啓介だから今から楽しみなんだよ!」
なんて言ってるそうで、効果絶大だ!