「天才じゃん」「素晴らしい発想」 岐阜駅前の「地名フォトスポット」が飛び抜けてる
2024.03.26 20:00
記憶に残るフォトスポットに
塩澤さんによると、話題のトリックアートは岐阜駅周辺に4つ描かれている。錯視アートのあるフォトスポットにしたいと岐阜市から依頼を受け、2020年11月に設置した。
「モニュメントより錯視アートのほうが目を引く点や、写真を撮って驚きが生まれるというのもご依頼いただいた一つの要因だと思います」(塩澤さん)
4つのトリックアートは文字の部分は同じで、背景色などに違いが。夜でも映えるように、光の当たり方にこだわったとのこと。
なお、ハッシュタグの「#」のように見えるのは、実は岐阜市の市章。「岐阜」という地名は織田信長によって付けられたものだと言われていて、かつての地名が「井の口」。デザインの意味は、「井の口」「井」だ。
錯視アートがX上で話題になったことについて、塩澤さんは次のようにコメントしている。
「皆様の記憶に残るフォトスポットになれば、また岐阜市さんへの観光や活性化への一つの手助けになればうれしいなと思います」