東北のご当地麺をトップバリュが再現 安価でホンモノ味わえる「なみえ焼そば」がほぼカンペキ
トップバリュベストプライス「福島なみえ焼そば」食べてみた
「なみえ焼そば」は、福島県浪江町のご当地麺。ラードたっぷりの濃厚なソースに太麺やもやしを合わせ、一味唐辛子で仕上げるのが特徴です。
福島の麺料理といえば、日本三大ラーメンのひとつに数えられる喜多方の「喜多方ラーメン」や、喜多方に負けないラーメン文化が根付く白河の「白河ラーメン」がおなじみですが、喜多方が会津地方、白川が中通りでどちらも内陸側にあるのに対し、浪江は海側の浜通りに位置しています。
「なみえ焼そば」も喜多方や白河に負けず、2013年の「第8回 B-1グランプリ」で「浪江焼麺太国」がグランプリに輝き、全国的な知名度を獲得しました。
ただその知名度の高さの割にはカップ麺での再現は少なく、今回の商品は非常に珍しい存在です。
濃厚なソースに太くて縮れのついた油揚げ麺と豚肉チップやキャベツを合わせ、一味唐辛子で仕上げています。
使用されているのは、「なみえ焼そば」認定工場として知られる浪江町の「旭屋」のソース。
そのため「なみえ焼そば」の再現性が高いというよりは、「なみえ焼そば」そのものの味です。
甘みと酸味が強いソースな上に、豚脂などの油脂がたっぷり入っていて、濃厚でこってり感が強くなっています。
強い甘みと油の多さが特徴的で、特に甘さは歴代のカップ焼そばの中でもトップクラスではないでしょうか。