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「『親として心配じゃないの?何も思わないの?』障害のある息子の1歳半健診で、話も聞かれず説教されて...」(大阪府・50代女性)

Jタウンネット読者

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2024.03.01 13:00
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「出来ることがほとんどないのに」

アドバイス通り、健診で相談することにしました。しかし、年配の担当者さんはこちらの話も聞いてくれず、ただただ説教されたのです。

「歩けないし、話せない。出来ることがほとんどないのに親として心配じゃあないの? 何も思わないの?」

私は悔し涙を流しながら帰宅し、夫に相談しました。でも「子育ては母親の仕事」と聞いてもらえず、さらに落ち込んでしまったのでした。

支えてくれる人がいなくて...(画像はイメージ)
支えてくれる人がいなくて...(画像はイメージ)

解決法が欲しかったわけではなく、ただ誰かに話しを聞いてもらいたいという気持ちが強かった私は、幼児雑誌の電話相談に電話することに。

すると担当者の方がとても優しく私の話を聞いてくださって、そして、ゆっくり話してくれました。

「今は子供さんの障害のことで辛いかもしれませんが、いつかきっと笑顔で過ごせる日が必ず来ますよ。
私の子供にも障害があります。今も言葉はほとんど出ません。重度の障害です。
でも、私、笑って暮らせています。だから、あなたも笑える日が来るからね。大丈夫」

あれから20年以上たちました。辛いこともありましたが、笑って暮らせています。息子も作業所で頑張っています。

あの時、あの方とお話しできたから、今、私たちは笑えているのです。 お名前も分かりませんが、電話に出ていただいたあの方に、心からありがとうを伝えたいです。

本当にありがとうございました。

誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。

読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージメール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(どんな風に親切にしてもらったのか、どんなことで助かったのか、どんなことをしてしまい謝りたいのかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)

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