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窓口で「社長呼んで」→3~4分で本人登場 秋田ローカル線で「VIP気分」味わえそうな謎システム導入

井上 慧果

井上 慧果

2024.02.12 08:00
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「社長呼んで」

もしあなたが誰かにそう言われたら、きっと身構えるはずだ。いま目の前に居るのは誰だ? 社長の知り合いか? それとも、めちゃくちゃ怒っている人か......?

だって社長って、なかなか会えるものではない。自分の勤めている会社の社長とでさえ、ほとんど話したことがない、なんて人も多いはずだ。呼び出すなんて、よっぽどのことがないと......。

だが秋田県には、かなり気軽に呼び出してもいい社長がいるらしい。

お話できちゃう?(画像は秋田内陸線公式Xアカウントの投稿より)
お話できちゃう?(画像は秋田内陸線公式Xアカウントの投稿より)
観光案内窓口に「社長呼んで」とお伝えください。
吉田社長が3~4分で来る...かも?
社長鉄印も書きます。

そんなことが書かれたボードの写真は2024年1月26日、秋田県内を走る「スマイルレール秋田内陸線」の公式Xが投稿したもの。併せてポストでは、

「社長とお話したい方、駅観光案内窓口から呼び出してみてください
※社長が出れない時は誰かがランダムで出てきます」

と呟いている。

社長を、そんな気軽に呼び出していいの? ていうか、来るまで早すぎない!?

「お出かけ中」のときは出てこないらしいが、その場合は「代理で課長や係長のあいさつ」となるらしい。いやいや、課長や係長によるあいさつだって、そんな気軽に受けちゃっていいものなの?

とにかく気さくな社長や管理職たちがいそうなこと以外、何もかもが謎なシステム。ツッコミどころが多すぎる。

いったいどうしてこんなことをはじめたのか、そしてこんな気軽に呼び出されちゃうことに対し、吉田社長はどんな気持ちなのか。

Jタウンネット記者は2月2日、秋田内陸縦貫鉄道(秋田県北秋田市)に話を聞いた。

お客様とのコミュニケーションをとるために
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