「体調が悪いまま旅を続け、宿についたら38度。1泊の予定が2日間寝続けた私のもとに、女将が1人の男を連れてきて...」(広島県・60代男性)
2日目は寝て過ごし、3日目はまだバイクに乗れず...
宿の女将さんが心配して、解熱剤と風邪薬を下さいました。
そして、食欲も無く部屋で寝ている私に、小粥と豪華な石狩鍋を特別に作って下さったのです。美味しかった~。
翌日は終日部屋で過ごしましたが、その間もお昼ご飯に小粥やら料理を用意して頂きました。
熱も下がった3日目の朝。女将さんに1人の男性を紹介されました。
「せっかく富良野に来て頂いたので観光してほしい。でもバイクは無理そうなので、この男性に話したら、車で観光しましょうって言って下さった」とのこと。その日は終日、この方と富良野を観光し、楽しみました。
4日目の朝、バイクの運転も大丈夫そうなので、チェックアウトすることに。予定外の宿泊でお金が心配だったのですか、なんと「1泊分でOK」学生の私にはありがたかったです。
お陰でその後もツーリングを続ける事ができました。
その後も数年の間は年賀状を下さって......感謝しかありません。
いつかもう一度あの宿に泊まりたいと思ったのですが、今はもうありません。
あの時は本当にありがとうございました。
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