ニワトリ飛び出し注意...ってこと? 島根で発見された珍光景に反響「ハイラル地方かな?」「コッコが大量に飛んできそう」
島根県内で撮影されたある風景がX上で話題になっている。
こちらはXユーザーの葦野(@iaruno)さんが2023年11月25日に投稿した1枚。
ガードレールの横に黄色地にひし形の板。動物注意の標識のような形をしているそれに描かれているのは、ニワトリだ!
ニワトリが飛び出してくるってこと......? この写真について、X上ではこんな声が寄せられている。
「イノシシ、シカ、サル、タヌキまでは見たことあったけど...まさかのニワトリ!!」
「ハイラル地方かな?」
「ゼルダの伝説シリーズよろしくコッコが大量に飛んできそう」
「可愛い ブレーメンの音楽隊みたい...!」
そして、葦野さんは撮影地のすぐそばでこんな光景も捉えていた。
本当にニワトリがいた
ちゃんとニワトリがいたのである。野生のニワトリ? こいつらに注意しろという標識なのだろうか?
27日、Jタウンネット記者が投稿者・葦野さんに撮影場所を聞いたところ、島根県益田市匹見町だと答えた。そこで29日、記者は益田市役所匹見分庁舎と、撮影地そばの匹見川を管轄する益田県土整備事務所に話も取材したが......どちらも「わからない」。役所が把握していないということは、標識ではないのだろうか?
続けて、匹見下公民館の職員にも問い合わせると、「設置者に話を聞けた」と連絡があった。
「標識ではなく、注意喚起のための看板です。狭い道路ではありますが、ドライバーの方がびっくりされないよう気遣って作ったようです」(匹見下公民館の職員)
というわけで、設置したのは地域住民。ニワトリ注意看板のすぐ下の敷地で自家消費用の卵を産ませるニワトリを飼育しているという。
そのニワトリたちが、たまに崖地を飛び越えて道路に出てしまうことがあるため、3年ほど前に娘さんと一緒に作ったんだとか。
近くを通る方はニワトリの飛び出しに注意されたし。