「うわっ!幽霊と目が合った!」 深夜2時のドライブ中、廃墟の前で額から血を流す老爺に遭遇した話
上品な方だったけど...
「帰ろうとも思ったが自宅もわからず、弟の家もわからなくなった。こんな夜中に親切にありがとうございます」
そういっておじいさんはニコニコしていました。
内容はめちゃくちゃしたが、それでも会話の節々から、人あたりの良い、丁寧で上品な方なんだと分かりました。しかし名前も住所も分からないことに加え、顔が流血状態なのも本人は気付かず、痛みも無いようでした。
それから119番、110番と連絡をして事情を説明すると「深夜に申し訳ないですが、到着するまで見守ってていただけますか?」とのこと。もちろん、その流血おじいさんと話しながら救急車とパトカーが来るまで待機し、後はお任せしました。
その後どうなったのかはわかりませんが、あの時幽霊だと思い込みしなくて良かったなぁと思うのと、こういう認知症での深夜の徘徊という高齢化社会の問題を初めて認識しました。
誰かに聞いてもらいたい「親切自慢」、聞かせて!
Jタウンネットでは読者の皆さんの「感謝してもらえて嬉しかったこと」を募集している。
読者投稿フォームもしくはtwitter.com(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的な内容(誰にどんな親切をしたのか、どんな反応が返ってきたかなど、500文字程度~)、体験の時期・場所、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。
(※本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談を編集して掲載しています。あらかじめご了承ください)