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「不在票届いてる。LINEで再配達依頼しよ」→ぽすくま「再配達用QRコードで切手作ったよ♪」 なんでこうなる?日本郵便に聞く

大山 雄也

大山 雄也

2023.11.25 08:00
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「ちげーよ」という呟きと共にLINEのトーク画面がX上に投稿され、注目を浴びた。

LINEで再配達を申し込んだら......(画像提供:犬守ひすい@inumori_hisuiさん)
LINEで再配達を申し込んだら......(画像提供:犬守ひすい@inumori_hisuiさん)

こちらはVtuberとして活動している犬守ひすい(@inumori_hisui)さんが2023年11月11日にポストした、日本郵便(東京都千代田区)の公式LINEアカウント「郵便局[ぽすくま]」とのやり取り。

QRコードの写真を送れば再配達を依頼できるというので、画像を送信したのだが......。

違う、そうじゃない(画像提供:犬守ひすい@inumori_hisuiさん)
違う、そうじゃない(画像提供:犬守ひすい@inumori_hisuiさん)

ぽすくまが、不在票の画像で「オリジナル切手」を作って送ってきたのである。なんでだよ。

まるでコントのようなやり取りにXユーザーたちは爆笑。投稿には、こんなリプライが寄せられていた。

「これはおもろすぎ(笑)ww 納得の出来♪で笑っちゃった。」
「煽り散らかして来てるの笑う」
「良すぎる、ぜひ実際に注文してみてほしい」

どうしてこんなことになったのか? Jタウンネット記者は投稿者・犬守さんに話を聞いた。

間違いを防ぐためにはどうしたら?

6日、記者の取材に応じた犬守さんは推測する。

「おそらく、LINEのボタンから『再配達の申込み』というメッセージを送信してから行わないと受け付けてくれなかったのだと思います」

つまり「送ってね☆」と言われたからといって、そのまま送るのではダメ。ちゃんと「いまから再配達のためにQRコードを送るからね!」と意思表示することが必要なのかもしれない、という推理だ。

実際のところはどうか。24日、日本郵便・DX戦略部担当者にも聞いた。

犬守さんが投稿したトーク画面(画像提供:犬守ひすい@inumori_hisuiさん)
犬守さんが投稿したトーク画面(画像提供:犬守ひすい@inumori_hisuiさん)

担当者によると、再配達の申し込みに必要な操作をしないままLINEのトーク画面に画像を送信すると、オリジナル切手作成のための画像として取り扱われる。

QRコードの写真を使ってLINEで再配達の申し込む際には、次の操作が必要となる。

(1) トーク画面の下にあるメニュー「再配達の申込み」をタップ。または、トーク画面に「再配達の申込み」と送信する。
(2) 郵便局[ぽすくま]が「荷物の再配達をはじめるよ」と返信するので、その後不在票のQRコードの画像を送信する。
(3) 郵便局[ぽすくま]の案内に沿って再配達の申込みをする。
メニューの「再配達の申込み」をタップした際の郵便局[ぽすくま]のトーク画面(画像はスクリーンショット)
メニューの「再配達の申込み」をタップした際の郵便局[ぽすくま]のトーク画面(画像はスクリーンショット)

犬守さんの投稿では郵便局[ぽすくま]が「荷物の再配達は、ぼくにお任せあれ♪不在連絡票のQRコードを写真に撮って送ってね☆」と送ってきていることについては、「再配達の申込に関して適切なご案内ができていないため、トーク内容を修正させていただく予定です」と説明した。

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