430円で具は「かやく」だけ!? 京都「無鉄砲」再現カップ麺、スープが濃すぎて「沼」だった
どろどろ濃厚の「超豚骨」スープ

真っ白な豚骨スープではなく醤油の入った黒みの強い色味。とろみが強くつけられていて、表面には大量の油脂が浮いています。
もちろんベースの豚骨は濃厚ですが、豚骨臭はあまり感じられません。
骨の存在よりもむしろ肉の旨み、油脂からは豚脂の風味も強く感じられ、豚骨スープというよりは"まるごと豚のスープ"という印象を強く受けます。
特に豚脂の存在感は凄まじく、食後もしばらく豚の匂いが鼻にまとわりつくレベルでした。

お店のスープは、骨の髄まで溶かすことでどろどろになっていますが、今回のスープはお店ほどの豚骨の濃度はありません。とろみは他の成分でによって演出されているようです。
それにより「豚骨の濃度」と「とろみの強さ」の間に整合性がなく、とろみの説得力が多少欠ける印象でした。
ただそれでも、強力な粘度のどろどろスープはおそらく、これまで発売されたカップ麺でも最上位。これに勝るのはあんかけくらいだと思われます。
もはやカップ麺のゼリー......いや、色味的にはカップ麺の沼。この濃度を体感するだけでも買って食べてみる価値はありそう。
文字通り、沼にハマってしまうかもしれませんね。