地元民「もう少し手加減して」 初雪なのに積雪50センチ超え...北海道・幌加内で「降りすぎ案件」発生中
雪と蕎麦の深い関係
ところで、そんな幌加内町は、ソバ生産量日本一のまちだ。町の公式サイトによると、栽培から調整、保存、加工まであらゆる工程でこだわっており、複数の専門設備がある。
例えば、乾燥調製施設「そば日本一の館」と「そば日本一の牙城」、そばむき実加工工場「そばの実工房」。
そして、そばの品質を低下させずに保管する穀物専用の多目的倉庫「雪乃御殿」。幌加内町の豊富な雪資源を活用した、利雪型低温倉庫だという。
雪が降りすぎることと、おいしいそばには、深いかかわりがあるというワケだ。
動画の投稿者・山本さんの働く霧立亭でも、地元産の原材料を使い、自家製粉をしたそば粉を用いて打ち立ての二八そばを提供している。
「生産者から調整加工製品になるまで、農協から私たちお店までが明確に流通経路がわかっているので、蕎麦の品質の状況を見ながらこだわって作ることができるのかなと思います」(山本さん)
おすすめは、「そばかま天そば」。プチプチした食感で、そばのみを蒸したものが入っている。「普通のかまぼことは若干食感が違って喜んでいただいてます」とのこと。
色んな人の、様々なこだわりが詰まった蕎麦。いつか食してみたい。