「算数の問題みたいになった」 ビュッフェが下手すぎる人のプレートに反響「見たことある」「掛け算の導入」
好きなものを自分で選んで食べられるホテルの朝食ビュッフェ(バイキング)。ちょっとした非日常感は心躍るもので、それこそが旅の楽しみだという人もいるだろう。
だが、その盛り付けは意外とセンスが問われるもの。それがあまりにも苦手すぎるユーザーの投稿が、Xで話題になっている。
この写真は、神奈川県在住の大学教員・伊藤雄一(@yuichi_itoh)さんが2023年10月28日に投稿したもの。
6つのスペースに分かれたプレートの、左側には卵焼きが1つずつ、右側にはプチトマトが4つずつ配置されている。規則的な並びに几帳面さを感じるが、ちょっと無機的すぎるような......?
伊藤さんは自身の盛り付けについて、写真と共にこうつぶやいている。
「ホンットにビュッフェが下手くそだわ。
算数の問題みたいなプレートになった」
欲しいものを取る、正しいスタイルかも?
伊藤さんの投稿には7万8000件を超える「いいね」(6日夕時点)のほか、
「確かにこんな問題見たことあります」
「掛け算の導入にでてきそう」
「私もビュッフェ下手くそすぎていつもこんな感じ」
「好きなものを好きなだけ。これこそビュッフェの正しい食べ方」
「ディストピア飯だ」
といった反応が寄せられるなど話題に。
30日、Jタウンネットの取材に応じた伊藤さんによると、今回の投稿は宿泊先のホテルの朝食。「算数の問題」なプレートが誕生した経緯をこう語る。
「朝、寝起きでビュッフェで欲しいものを入れていたらツイートの通りのプレートになって、一緒にいた別の教員に、なんですかそれ?と言われてよく見ると、ホントに下手くそなビュッフェだなぁとなってポストしました」(伊藤さん)
普段からビュッフェの際には、「あまり彩りとか考えず、欲しいものだけをほしいだけ入れるスタイル」だという伊藤さん。「うまく空間使えてなくて、なんかもったいないですよね」と述べる。
確かにまだまだ使える空間はある。ただ、盛りすぎて食べきれなくなる人もいることを考えると、「食べたいものを食べたい分だけ」選び取ることができる伊藤さんのプレートは、"もったいない"と真逆の状態。 空いたスペースにミチミチにおかずを詰めてしまう記者は、この盛り方を見習うべきなのかもしれない。