ギリシャ?いいえ、埼玉です 地元写真家が撮影した「オリオン座流星群」が神話のように美しい
読者のみなさんは、オリオン座流星群をご存知だろうか。
毎年10月21日前後に活動のピークを迎える流星群だ。今年2023年は、10月21日の深夜から22日の明け方、オリオン座付近に出現し、その鮮やかな軌跡を示した。
その瞬間を捉えた一枚の写真が、2023年10月23日、X(ツイッター)に投稿され、いま話題となっている。
写真にはつぎのようなコメントが添えられていた。
「先日のオリオン座流星群。全く流れず諦めかけていたその時、オリオン座の右隣に大きい流れ星」
「それはまるでアルテミスが放った矢のように、冬の神話な夜でした」
投稿者は、埼玉県在住の写真家「Yuji Shibasaki」(@Yuji_48)さん。満天の星空の一角に、一筋の光跡。流れ星がくっきり見える。
しかし手前に見える、古代ギリシア遺跡のような柱は何だろう? ここはギリシアなのか?
この素晴らしい写真は、いったいどうやって撮影されたのか。Jタウンネット記者は写真家Yuji Shibasakiさんに話を聞いてみた。