信長・秀吉・家康のお尻にあんこがタップリと... 「トイレの最中」の和菓子店、今度は「さんえぇけつ羽二重餅」を生み出していた
戦国三英傑と言えば「織田信長」、「豊臣秀吉」、「徳川家康」。この三英傑に関するユーモアあふれる商品が、2023年の夏、爆誕していた。
その名も「さんえぇけつ羽二重餅」。
三英傑がお尻を出しているようなイラストに「鳴かぬなら ケツでも食べよ ほととぎす」という句を添えた愉快なパッケージに入っているのは、三英傑のお尻に見立てた羽二重餅だ。
中にはあんこがたっぷり入っている「さんえぇけつ羽二重餅」。開発したのは愛知県常滑市の和菓子店「大蔵餅」。トイレ型のもなかに餡を詰めた「トイレの最中」を開発した企業である(LIXIL榎戸工場とのコラボ商品)。
考案者は代表の稲葉憲辰さん。名鉄商店の商店開発担当者から、「名鉄商店専用の『トイレの最中』のような面白い商品をお願いします」と言われ、開発に至った。
「商品を通して"笑い"を提供したい」という思いがあった稲葉さんは、クラウドファンディングを活用して「ええけつ」と「英傑」をかけ合わせた「さんえぇけつ羽二重餅」の商品化を実現。20日、Jタウンネット記者の取材に対し「味はおいしいものに加え、面白そうなものを提供したかった。非日常品として楽しんでもらえれば」と語る。
「この商品は、重箱の隅をつつくような遊び心の無い今の日本だからこそ、必要な商品であると自負しています」(稲葉さん)
価格は1150円(税込み)。名古屋市の名鉄商店、名鉄商店オンラインストアで販売中。
三英傑の"お尻"が世の中に笑顔を届けるかもしれない。