「街の電器屋に修理を頼んだら、私の部屋をぐるりと見まわし『寒そうだねえ』。次の日、なぜか再びやってきて...」(沖縄県・40代女性)
翌日、電器屋が再びやってきて...
来てくれた電器屋さんは「一人でここまでなおしたのえらいねー」と褒めてくれたあと、「寒そうだねぇ」と私の部屋をぐるりと見回して帰っていかれました。
そして次の日、誰かが玄関をノックする音が。ドアを開けると、電器屋さんが立っていました。
「これ店で余っているのあげるから使って。将来有望な学生さんなんだから風邪ひいてはだめだよ」
電器屋さんはそういって、担いでいたこたつを置いていってくれたのでした。
こたつは卒業までありがたく使わせていただき、その後は後輩に譲ることに。
あの時はきちんとお礼もできず、その後電器屋さんにお世話になることもありませんでした。もう店名も分かりませんが、一生忘れない恩です。
あんな大人になれたら、と思いつつ30年近く経ちました。本当にありがとうございました。
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