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「史上最恐」「説得力ある」 シンプルなのに大迫力な「当て字看板」に反響

大山 雄也

大山 雄也

2023.09.29 18:00
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「こええよ」

そんな呟きとともにX(ツイッター)に投稿された看板が注目された。

「死止帯」と書いてシートベルト(画像提供:蒲田カルチャートーク@kamatactalk)
「死止帯」と書いてシートベルト(画像提供:蒲田カルチャートーク@kamatactalk)

こちらは、東京都大田区のカルチャー系トークイベントを行う「蒲田カルチャートーク」のXアカウント(@kamatactalk)が2023年9月17日にポストした1枚。

同日に山形県天童市内で撮影したという看板は、白い背景に文字が書かれているだけ。何やら葬式の案内のような味わいが出ている。そして、ずっしりとした隷書体で書かれている文字がこれ。

「死止帯 締めよ」

死止帯? 見たことがない漢字の並びだが......。横には「シートベルト」とルビがふられている。

死止帯とは、シートベルトの"当て字"だったのだ! 仏恥義理とか夜露死苦よりも迫力がある。

蒲田カルチャートークの投稿にはX上で、

「史上最恐の当て字」
「説得力ある」
「こええ! むしろつけたら死にそう」

といった反応が寄せられた。また、こんな声も。

「かれこれ30年以上前に北海道の国道脇にでっかく『死止ベルト』て書かれた看板を見たことがありますので、交通安全界隈では伝統的な当て字なのだと思われます」
「死を止める帯(ベルト)。擦り続けてる言葉だけど、上手い事言ってるなぁ」

どうやら、かつてはよく使われていたようだ。

しっかりしていれば「死を止める帯」となるシートベルト。一見怖いけど、奥が深い当て字である。

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