「『おね~さん、彼氏いんの?』。終電を逃して泣く私は、駅でたむろするスケボー少年たちに囲まれて...」(神奈川県・40代女性)
「おね~さんどうしたのぉ~??」
その時、ロータリーにいたスケボー少年達が、 「おね~さんどうしたのぉ~??」と声をかけてきました。
今なら足早にその場を去ったと思いますが、当時は酔っていたので恐怖心もなく、少年達に
「終電無くて帰れなくなっちゃった~」と泣きながら話しました。今思うと、無謀ですよね。
すると、少年たちはワラワラと私の周りに集まり、円陣を組んで座り出したのです。
そしてそのうちの1人が言いました。
「おね~さん、彼氏いんの?彼氏に来てもらえばいいんじゃん」
当時お付き合いしている人はいたのですが、パニックで思いつきもしませんでした。
真夜中でしたが電話をすると迎えに来てくれることになり、それまで一緒に待っててくれました。
待っている間、みんなで身の上話をして......(笑)
忘れられないのは、1人が「俺の両親離婚しちゃってさ~今大変なんだ~」と話していたこと。
それを聞いた私は号泣してしまいました。
そして、なぜかみんなで笑って泣きました。
何分くらい話していたか今では思い出せないけど、あの時私に話しかけてくれたスケボー少年達、本当にありがとう!!みんな元気でいるといいな!!
私は元気です!!
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」、聞かせて!
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