60周年のイトメン「チャンポンめん」にメン・イン・ブラックな新商品登場 真っ黒スープの意外な味は「サングラスで強面装う人」のよう!?
「ブラックチャンポンめん」食べてみた
あっさりした醤油味に黒胡椒を効かせたスープ。パッケージには「辛さやみつき黒こしょう!」や「大変辛いので辛みに弱い方はご注意ください」との記載があってかなり辛そうなのですが、実際食べてみると拍子抜けするほどおとなしい味。
たしかに黒胡椒は効いているものの、やや舌にピリッとくる程度で、「富山ブラック」のような強烈な黒胡椒ではありません。
また、真っ黒なのに塩気もそれほど強くなく、いつもの「チャンポンめん」とはまったく別の味ではあるもの、バファリンもびっくりのやさしさは共通しています。
「サングラスを掛けて強面を装ったつもりでも、人柄の良さがにじみ出てしまう人」みたいでした。
麺は、中細で縮れのついた角麺形状の油揚げ麺で、いつもの「チャンポンめん」カップ麺と共通のものと思われます。
袋麺は無塩製麺による麺が用いられていますが、カップ麺の麺は塩入り。ただそれでも低塩傾向にはあるようで、塩味を主張しない麺もスープのやさしい味に一役買っていました。
具として入っているのは、干しエビ、椎茸、キャベツ、ネギ。
「チャンポンめん」に入っているかにカマやたまごが入っていないので鮮やかさに欠けますが、その分黒いスープが目立ちます。
いつもより干しエビがたくさん入っており、動物系の味が足りないあっさりなスープにエビの旨みや香ばしさを付与。具として食感にアクセントを与えるとともに、スープの一部としても重要な役割を担っていました。