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「海外から移住してきた私と夫。日本語が上手く話せない私に、近所の店やアパートの大家、そしてタクシーの運転手が...」(東京都・女性)

Jタウンネット読者

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2023.09.19 12:57
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言葉がわからない中での買い物は、大変だったけど...

まだ日本語が自由に使えない私にとって、一番たいへんだったのは買い物でした。駅近くのお肉屋さんは100グラム単位で頼めたのでなんとかなりましたが、八百屋さんと魚屋さんでは、品物の名前も知らないので困りました。いつも指をさして「これください」「それもお願いします」しか言えなかった。

それでも、お肉屋さんのおじさんは時々「はい、おまけです」と多めに入れてくれた。お魚屋さんで買ったお刺身を持って帰ってきたら、注文してないお刺身も入ってました。八百屋さんのお兄ちゃんが桃を一個おまけに入れてくれた時、後ろに並んでたおばさんが「私も!」と言って、お兄さんが「ありません!」と笑って答えていたのを覚えています。

買い物は難しかったが、周りに助けられた(画像はイメージ)
買い物は難しかったが、周りに助けられた(画像はイメージ)

その年の夏、妊娠3か月目になった私はひどい出血をしました。大家さんに大きな産婦人科病院を紹介され、夫に支えられながら病院を探し歩きました。

到着して、2人で病院の先生に叱られました。

「どうして救急車呼ばないの?」
「歩いてきた?そのまま死ぬかもしれないよ」

すぐ手術室に運ばれましたが、残念ながら流産になりました。

1人で救急車を呼ぶ勇気もなく、タクシーに乗った明け方
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